感音難聴
感音難聴は、別名神経性難聴と呼ばれ、成人の聴力低下問題の90%を占めます。感音難聴は、蝸牛(内耳)の有毛細胞が、破損して音が脳(音が処理される場所)に届かなくなってしまうことを意味します。有毛細胞は、一度破損してしまうと元に戻すことはできず、永久的に感音難聴となってしまいます。通常、感音難聴障害者は、全体的音の大きさに減少を感じ、さらに音にゆがみを感じています。多くの場合、補聴器によって補うことが可能です。
原因
老化現象によって生じる聴力低下は、老年性難聴と呼ばれます。年齢60歳から65歳のおよそ30%が、話声などの聞き取りに日々困難を感じるほどの聴力低下を体験されています。
老年性難聴の初兆候は通常、「s」、「t」、「k」、「p」、「t」などの高周波数音声が聞き取りづらくなり、モゴモゴと話しているように聞こえます。話しかけられているのは分かるのですが、はっきりと聞き取ることができません。
激しい騒音環境にて長時間過ごすことも、感音難聴となってしまう大きな原因のひとつですが、同時にもっとも予防可能な原因のひとつでもあります。大騒音によって耳への圧迫を体験するたびに、一時的聴力低下がある程度起こります。聴力保護具なしで、長年に渡って何度も大騒音から圧迫を受けると、徐々に治療不可能な難聴となってしまいます。